アバターロボット “ugo” によるビルメンテナンス実証事業が 大分県アバター戦略推進事業に採択2019年12月3日 10時00分ugo株式会社

2019年12月3日

報道関係者各位

大分県
Mira Robotics株式会社
株式会社 千代田

大分県(知事:広瀬 勝貞)の「アバター戦略推進事業」に、アバターロボットの開発を手掛けるMira Robotics株式会社(本社:川崎市高津区、代表締役CEO:松井 健)及び大分県においてビルメンテナンス事業を行う株式会社千代田(本社:大分県大分市、代表取締役社長:河野 政治)とで構成されるコンソーシアムの提案する事業が採択され、アバターロボット“ugo”によるビルメンテナンス実証事業を行います。

「大分県アバター戦略推進事業」とは、第4次産業革命の先端技術を積極的に活用し、産業活力の創造につなげていく目的で、大分県内に事業所を置く企業などを含む複数の団体で構成されたコンソーシアムによるアバター事業を助成する取り組みです。

今回採択されたアバター事業は、ビルメンテナンス業界に次世代型アバターロボット“ugo”を導入して人とロボットの協働による新たなビルメンテナンスサービスを開発し、同時にアバターロボットの特長を活かしたフレキシブルでスケーラブルな雇用の創出を目指すものです。

採択されたアバター事業の詳細

千代田が管理する大分県内のビルに“ugo”を配置し、トイレ等の清掃、消耗品補充、ゴミ回収などの業務を担当させます。各現場に合わせて“ugo”の直感的な遠隔操作とAI技術を用いた自動モードを組み合わせ、人によるメンテナンス業務の効率化を図ります。
アバターによる作業では、遠隔操作担当者は現場への移動が不要なため、就業に居住地域を問うことはありません。そのため従来は就業場所が限られていた地域に新たな雇用を創出することが可能になります。

次世代型アバターロボット「ugo(ユーゴー)」とは

“ugo”は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能で同じ稼働条件下であれば自動モードも可能。従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型アバターロボットです。

Mira Robotics株式会社 会社概要

多様化する生活スタイルに合わせたロボティクスサービスとして、アバターロボット、ロボットインテリジェンス、クラウド連携プラットフォームを開発・提供しています。メンバーは、エンベデッド・エンジニア、コンピュータビジョン・エンジニア、機構/意匠デザイナ、電気エンジニア、ロボットAI研究者(理学博士)で構成され、”SCALE OUT HUMAN POSSIBILITY”をミッションに、独自のテクノロジーを追求しています。

所在地 : 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号
設立   : 2018年
代表者 : 代表取締役CEO 松井 健
URL   : https://mirarobotics.io/
事業内容: 家庭用ロボット、業務用ロボットの企画、開発及び販売、ロボット・サービスの構築及び運営等

株式会社 千代田 会社概要

オフィスビルをはじめ、デパート、ホテル、マンション、病院等の施設管理業務、保守管理及び清掃業務、保安警備業務等を提供しています。快適空間、美観の維持、省エネやセキュリティー面の高度な技術の提供を通じて、お客様へ住みよい環境を提供しています。

所在地 : 大分市松原町三丁目1番11号
設立   : 1977年
代表者 : 代表取締役社長 河野 政治
URL   : https://cyd-chiyoda.co.jp/
事業内容: ビル等の施設管理業務、保守管理及び清掃業務、保安警備業務等