アバターロボット「ugo」がロボット制御システム「V-Sido」に対応 アスラテックとの共同実証実験を公開

ugo株式会社とアスラテック株式会社は、ユーゴーの次世代型アバターロボット「ugo」(ユーゴー)をアスラテックのロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)で制御する実証実験を共同で実施して成功し、V-Sidoがugoに正式に対応したことを発表した。


実証実験の詳細

この実証実験は両社の技術を生かした新しいロボットサービスの実現性などを検討することを目的としたもの。オペレーターがV-Sidoを利用したマスタースレーブ構成でugoのアームを操作することで、ドアのレバーを動かしてドアを開閉したり、ドリンクカップの把持やサーブをしたりする検証などを実施した。V-Sidoを実装することにより、ロボットにとって複雑な作業が必要な場合においても、ugoのアームを用いた高度な動作が可能になり、より幅広い業務に取り組むことが可能になる。



ユーゴーとアスラテックは、それぞれが保有する技術や知見を生かし、ロボットを活用したい顧客のために共に協力していく。


実証実験の紹介動画


ロボット制御システム「V-Sido」について

「V-Sido」はアスラテック株式会社が提供するロボット制御システム。リアルタイムにロボットを動かすことができ、急な衝撃を受けたときや不安定な足場でも倒れにくい安定性を備えている。形状や大きさ、アクチュエーターの種類などを問わず、さまざまなロボットに適用できるほか、いろいろなデバイス(インターフェース)からロボットを動かすことができるなど、汎用性の高さも特長。


次世代型アバターロボット「ugo」について

「ugo」は2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能で同じ稼働条件下であれば自動モードも可能。従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバターロボット。2021年より警備ソリューションとして商用化を開始。警備立哨や巡回など、施設警備における基本業務を警備員から警備ロボットに代替することで、コスト削減や、人と人との接触機会を減らし感染症などへの感染リスクを低減する。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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