警備員の帽子がカワイイ。
ビルなどの警備業務を一元管理するTAISEI社の情報プラットフォーム「T-Spider」に、自動で巡回するアバター警備ロボット「ugo」が採用されることになりました。
警備員1人分の人件費で2体導入できるという「ugo」は、ゲームパッドを使って遠隔操縦をすることも可能。警備業務がゲーミフィケイションできちゃいそうです。
AIが学習しアームも駆使する
「T-Spider」は警備員、ロボット、ドローン、防犯カメラだけでなく、各種IoTセンサーとデジタルサイネージも連携させて防犯をより強固にするシステムです。
その中で活躍する「ugo」は、立哨や巡回して、それらの履歴や映像データのデジタル化などを担当。テレプレゼンスとしても使えるため、遠隔で人と会話することが可能です。それに2本のアームで物を掴んだり、エレベーターを呼び、乗り込んで上下階へと移動もできるのは便利ですね。顔はディスプレイになり、帽子の中にはカメラ、足元には4WDのメカナムホイールが仕込まれているなど機能も満載。AIが行動を学習すれば、自動で作業を行えます。
子どもたちに大人気
「ugo」はたとえば、品川シーズンテラス内で働いており、深刻な人手不足の解消や最先端の技術を導入しているアピール、それに警備に掛かる経費の削減にも繋がったのだそうです。コロナ禍ではロボットを使えば感染対策にもなりますし、子どもにも大人気とメリットが盛りだくさん。ロボットが敬礼なんかしたら、キッズは大興奮でしょうね。今後は国内各所で、このロボットを見かけることがあるかもしれません。
Source: YouTube, ugo, 大成株式会社 via IEEE SPECTRUM