コロナ禍、代行ロボの出番
中国先行、1分で200人検温 国内勢のZMPは消毒用
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、各地でロボットの活躍の場面が広がってきた。従来、効率性を目的としていたロボットが感染症対策の安全用途でも注目され、人が接しない搬送や、消毒など医療体制を支える用途が急増する。人が担ってきた業務を代替するロボットは人工知能(AI)でより賢くなり、世界で4兆円市場の潜在性がある。米中などの企業が実用化を急ぎ、日本勢も素早く市場に投入できるかが重要だ。
米アリゾナ...
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