NTT西日本とugo、人材不足等の社会課題をロボットの活用で解決する共同事業の検討で基本合意
【プレスリリース】発表日:2023年12月21日
NTT西日本とugoが協業事業化検討に基本合意
〜ロボットを活用したあらゆる産業の人材不足の解消に向けて〜
西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:森林正彰、以下、NTT西日本)と、ugo(ユーゴー)株式会社(代表取締役CEO:松井健、以下、ugo)は、2023年12月20日、人口減少によって加速する人材不足等の社会課題をロボットの活用で解決する共同事業の検討を行うことを基本合意しました
*図は添付の関連資料を参照
1. 背景
既にさまざまな業界で人材不足の兆候がみられますが、少子高齢化により2030年には15歳〜65歳の生産年齢人口比率は6割以下となり、労働需要に対する人材不足は、644万人まで拡大して人材不足が大きな社会課題になると予想されています(※1)。
NTT西日本グループでは、これまでもロボットの可能性に着目して掃除ロボットを活用したビルメンテナンス事業の展開や建設現場DXの実証実験(※2)を行っており、2023年11月からはugoと、同一環境で異なる役割を担う複数のロボットが共調して働くための技術や環境整備の共同実証実験を実施してまいりました(※3)。
それらのプロセスや成果確認を経て、この度、NTT西日本とugoは事業化に向けた検討を実施することにしました。
2. 各社の役割
本合意に基づき、両社はお互いの得意領域をいかして、異なるメーカーや異なる機能のロボットを一元管理するプラットフォームを進化させるための共同開発のほか、遠隔操作等によるアウトソーシング、フィールドサポートの検討を行い、あらゆる産業におけるDX推進、人材不足解消への貢献をめざします。
●NTT西日本 : ロボティクスプラットフォーム(※4)の事業化検討
(地図シェアリング技術の提供、遠隔操作やロボット保守のBPOサービスの検討)
●ugo : 同社保有のロボティクスプラットフォームの提供、ロボットを活用したサービスの開発
事業化の検討にあたり、NTT西日本グループ各社と連携して、NTT西日本が保有する通信ビルや施設等での実証検証も進めていく予定です(※5)。
*以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
図
https://release.nikkei.co.jp/attach/666242/01_202312211552.png
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/666242/02_202312211552.pdf