協創が変える工場点検の未来〜ugo、日立プラントサービス、日立システムズの取り組み〜


こんにちは、ユーゴーです。

この度、ユーゴー・株式会社日立プラントサービス様・株式会社日立システムズ様は施設運用全体の適正化への貢献を目的に3社で協創し、業務DXロボットを使った工場点検作業における自動化サービスの開発をスタートいたしました。そして、先日、5月31日には報道関係者向け説明会が行われました!

3社協創の詳細内容はこちら


<説明会当日の様子>


今回の協創開始には、次のような背景があります。

⚫︎大規模な製造工場での人材不足や熟練技術者の引退などに伴う技能の維持・継承の問題
⚫︎予算などのリソースの制約が強まる中で、より高度な施設運用システムを構築する必要性

これらのニーズに応えるには、現場負担を軽減する高性能なプロダクト、豊富なナレッジを基に適切な設備運用を行うOT(制御・運用技術)、現場の情報を収集・見える化し、設備運用のさらなる効率化を実現するITが不可欠です。ユーゴー、日立プラントサービスと日立システムズはそれぞれの強みを生かし、本サービスの提供を通して、お客さまの設備運用の効率化へ貢献します。


⬛︎ それぞれの強みとは?

具体的には次のような各社の得意とするソリューションサービスを指します。



1. 手厚い運用サポートつきの業務DXロボットで巡回点検作業を自動化
AIとカメラを搭載した「ugo」は、あらかじめ設定した巡回ルートを自律走行し、工場内の設備を点検します。メーターの数値やランプの点灯などに異常を検知した際は自動で通知し、作業員による巡回点検の作業負担を軽減します。かつ、「ugo」の不具合発生時には、日立システムズが持つ全国約300拠点にいる保守員が迅速にサポートします。

2. デジタル・アナログ問わずメーターの数値を自動で読み取り、データを見える化
「ugo」に搭載されているCYDEENメーター自動読み取りサービスは、デジタル・アナログを問わず、メーター数値を読み取ることができます。また、「ugo」本体の拡張性を生かし環境センサーを搭載することで、温度、湿度、気圧といった環境情報を収集することもできます。集積されたデータはグラフ化され、管理者は事務所にいながら工場内の機器の状況を把握することができます。

3. データを活用し、設備の運用・メンテナンスを最適化
収集したデータと日立プラントサービスの長年培った工場設備運用のナレッジを掛け合わせることで、お客さまの施設運用を効率化するソリューションを提供します。熟練技術者が持つ技術の継承支援や設備の故障予兆の検知、エネルギー効率改善の提案を通して、お客さまのさらなる業務品質の向上を実現します。



<読み取ったデータやugo miniについて日立プラントサービス様よりご説明>

<当社代表、松井によるugo DXソリューションの説明>

これらの強みをベースに、将来的にはデータを収集・分析し、施設全体の監視・保全管理の効率化につなげる「UaaS(Utility as a Service(工場付帯設備の運用支援サービス)」の提供を通じ、工場のスマート化に貢献します。

3社協創によって実現する新しいソリューションサービスに、ぜひご期待ください。

<人気につきミニカーも増産中>